久喜市の川内鴻輝議員は、スポーツ実施率の向上に関する質問を行った。令和2年に「健幸・スポーツ都市宣言」が発表され、1年が経過した。市民が生涯スポーツに親しむことを目指す「久喜市スポーツ推進計画」では、成人の50.3%が週1回以上スポーツに取り組んでいるとされる。
今後3年度までの目標として、スポーツ実施率を65%に引き上げる計画であることが述べられた。川内議員は令和4年度以降の新たな計画作成について、その意思とビジョンを質問した。さらに、具体的な取り組みとして、スポーツ実施率を引き上げるための詳細なアプローチ方法についての回答も求めた。
川内議員は、久喜市のスポーツ情報を発信するInstagramアカウント「くきスポ!」の運用に関しても言及した。運動場の紹介やスポーツに関する知識の発信を中心に、運用形態の検討を提案した。また、スポーツ専用のTwitterアカウントやYouTubeチャンネルの開設も提案され、より多くの市民への関心喚起が期待される。
「健幸・スポーツ都市」を掲げ、世代を超えて人々がつながるための施策として、市内スポーツ団体の紹介や体験ルポ動画の発信が提案された。川内議員は、屋外での運動が難しい場合に、屋内で運動しやすい環境を整える施策についても質問した。
次に、街の魅力を発信するInstagramアカウントの作成についても述べられた。県の人口移動報告によると、埼玉県の移住者が増加していることが示された。久喜市も多くのプロモーション映像を制作しているが、さらなる発信が必要と強調された。
川内議員は、ふるさと納税や観光スポット、イベント情報などを発信する新たなInstagramアカウントを別に作成し、若い世代にアプローチすることを提案した。市の魅力を広げ、さらなる住民増加を目指す方向性を示すこととなった。