最近の自然災害の頻発により、久喜市では防災力強化を求める声が強まる中、地域防災計画が改訂された。
山田正義議員は、「専門的知見を有する防災担当職員」として自衛隊OBを採用したことに言及し、その役割に関して疑問を呈した。彼は、専門職の効果的な活用が地域の防災力を向上させると強調し、防災の課題について言及した。
また、議員は地域住民の防災意識の向上が重要であるとして、民間資格である防災士に対し、取得助成を提案した。これにより、自主防災組織の活性化や訓練参加の促進を期待している。その考えに対し、市の見解を問う姿勢を示した。
さらに、久喜市における防災情報の可視化の必要性にも触れ、市内の危険地域に独自の防災カメラ設置を提案した。情報収集の利便性向上や住民への情報提供の重要性を強調し、その実現を求めている。
災害時のライフライン停止に備え、現在のトイレ備蓄状況を確認し、必要な対策について問う姿勢を見せた。帰宅困難者に対するトイレトレーラーの導入も提案し、万全な対策が求められます。
続いて、中里下集会所における安全対策についても言及した。集会所が一時避難場所となっている中、水路に安全柵がないことを問題視。事故のリスクを避けるため、市の迅速な対応を促した。また、土止めの補修が必要とし、放置すれば土砂崩れを招く恐れがあると警鐘を鳴らした。
最後に、南栗橋近隣公園内にある池の管理状況についても質問した。最近の清掃活動にも触れ、今後の維持・管理方針を確認した。また、じゃぶじゃぶ池の循環装置が機能していない点にも言及し、修理の必要性を訴えた。