久喜市において、震災対策や救命活動の充実が議論された。
議会において、山田 正義氏は防災基本計画の修正に関する市の取り組みを問うた。特に、国の防災基本計画からの修正を地域に落とし込むスケジュールや防災ボランティア活動の環境整備について具体的な進捗を確認したいと述べた。これに対し、現在の地域防災計画の中身がどのようになっているかを求めた。また、個別の被災者支援策の検討やデジタル技術を活用した予支援計画についても意欲的な質問が続いた。
次に、山田氏はスマホアプリ「AED GO」の導入について言及した。このアプリは心停止の急病人に迅速に対応するためのもので、AEDの位置情報をボランティアに通知する仕組みである。彼は過去5年間のAED使用状況や、市として設置しているAEDの運用状況を尋ねた。さらに、他市での運用実績を基に、久喜市でも導入を検討すべきとの意見があった。
最後に、栗橋駅東口のまちづくりに関する取り組みが取り上げられた。地域住民を交えた意見交換会が進行中であり、今後の進め方や住民の意見をどう反映させるかが焦点である。山田氏は、過去のアンケート結果や開催中のワークショップでどのような意見が出されているのか、また広報の取り組みについても尋ねた。