市内の街区公園の樹木管理と緑化事業について議論が行われた。
宮崎利造氏は、公園の樹木が繁茂し、近隣住宅に影響していることを懸念した。特に、夏季には害虫の影響で子供たちが遊べない状況が続いていると訴えた。
まず、樹木の間引きや枝の伐採について地元の意見を反映させることを提案した。 地元住民や区長の意見を聞き、その実施可能性を問うた。宇治市の山田市長は「市としてできる限りの配慮を行いたい」と返答した。
さらに、夏場の害虫対策としての薬剤散布についても言及した。子供たちが安全に遊べる環境を整える重要性を強調し、最低限の必要性について配慮を求めた。これに対し、山田市長は「適切な対策を検討する」と述べた。
次に、宮崎氏は市内の緑化事業についても言及した。樹木や生垣の設置に対する奨励金が支給されているが、効果は見受けられないと指摘した。市内の緑の減少を食い止めるための方策を求めた。
採用された奨励金制度の今後の計画に関して、どのように取り組んでいくのかを質問した。市は今後、国や他の自治体と連携を図りながら、より効果的な推進策を模索すると応答した。
また、地域住民が管理する生垣についても問題が提起された。市民が所有する生垣が道路に繁茂し、歩行者に危険を及ぼしているため、指導が必要だとの意見があった。市は注意喚起やガイドラインを作成し、改善を促す方針を示した。
今後、具体的な施策が実行に移されることが期待され、緑が豊かで住みやすい環境の整備が進められることとなるだろう。