今回の会議では、市内中学校の部活動や久喜市総合運動公園に関する重要な議題が取り上げられた。
特に、川内鴻輝氏が発言し、スポーツ庁が推進する「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」に基づく現状と課題について詳細に質問した。この改革は、教師が部活動に従事しない環境を構築することを目指しており、実施は令和5年度以降となる予定である。川内氏は、指導者の賃金やその財源についても言及し、生徒に対する会費徴収の問題を提起した。
部活動の地域移行に伴い、地域人材の活用方法が大きな関心を集めている。川内氏は、「指導者の質と量」の確保や、「生徒と指導者のマッチング」についても確認した。また、活動日数や活動時間についての課題も指摘され、周知が必要であると強調した。
さらに、複数校での合同チームや合同練習の実施についても議論がなされた。市町村を超えた連携強化が求められる中で、川内氏は、効率的な活動を進めることが重要であると述べた。
次に、久喜市総合運動公園の市民グラウンド整備についても取り上げられた。川内氏は、市民グラウンドの具体的な整備方法や、今後の整備スケジュール、器具や備品の購入予定について詳細な回答を求めた。また、公共施設予約システムの更新や使用料金の考え方についても質問し、市民利便性の向上を期待する意向を示した。
最後に、特定外来生物クビアカツヤカミキリの対策について質問があり、現在の被害状況や市の対策についての説明が求められた。川内氏は、市民への周知方法や奨励金の配布などによる防除対策の強化についても考えが必要であると述べた。地域一体での取り組みが求められ、効果的な連携方法が焦点となった。