久喜市の樋口智洋氏がふるさと納税や農業振興について質問を行っている。
ふるさと納税に関して、2022年度の県内市町村別の寄付受入額で北本市が約11億1018万円で1位となったが、久喜市は寄付額が低い。これに対し、役所が寄付を増やすための戦略を問う。具体的には、2023年度のふるさと納税目標や人気商品、クラウドファンディング型納税の進捗についても触れた。特に近年のクラウドファンディングを利用した支援活動の存在にも言及し、続行があったのかと確認している。
また、久喜市が持つ農業資源や観光地の特性を活かして、ふるさと納税をどう活用するかが課題。樋口氏は観光資源としての農業の支援についても含め、行政施策を求めている。さらに、「儲かる農業」の推進に向けた具体的な方策についても質問し、梨農家の減少を食い止める方法や市作物のブランドアップの意向を探った。
加えて、路面標示の問題が議題に上がる。市内の路面標示が消失している箇所が増えており、通学路や幼稚園のバス停付近で特に懸念される。樋口氏は市が事故リスクを減らすためにどのように対応しているかを問う。学校や幼稚園からの報告や、実際の点検体制についても質問し、早急な改善策を求めた。
このように議題は多岐にわたり、久喜市の課題解決に向けた具体的なアクションが期待されている。市民生活に密接に関連する問題と、地域経済を支える施策が精査される必要性がある。