久喜市の健康促進および交通安全対策についての質問が行われた。
主な焦点は、自転車ヘルメットの購入補助やイベント補助金の見直し、総合運動公園の交通対策、健康体操の取り組み、ならびに菖蒲老人福祉センターの改修に関する事項である。
渡辺 昌代氏が自転車ヘルメットの購入補助の必要性を強調した。自転車運転時にヘルメット着用は義務付けられ、交通事故防止のための施策を行う必要があると述べた。補助により市民の着用促進が期待されている。
また、各種祭りなどの実行委員会への補助金についても言及。これまで事後の補助金支給となっているが、事前支給への改善が求められる。地域コミュニティ形成には重要な支援であり、市民らの声を反映すべきとの意見が挙がった。
続いて、総合運動公園の利用者送迎に関する提案も行われた。駅から公園までの徒歩移動が危険であるとの指摘を受け、利用者数や開催大会数の把握が求められた。また、大会時の参加者送迎のための臨時バス運行についても言及され、交通マナーの遵守とともに検討が必要であるとの考えが示された。
さらに、久喜市の健康体操事業の進捗についても質疑が続く。国民健康保険特別会計で行われていた健康づくり教室事業が廃止されたことに対し、今後の施策に疑問を投げかけた。予算削減が懸念され、新たな健康づくりへの取り組みを求める声が多く上がっている。
最後に、菖蒲老人福祉センターの改修進捗について言及。改修の具体的な方針やスケジュールが求められ、地域における高齢者の健康維持に関する施設への希望が強調された。