久喜市における市政に関する様々な質問が行われた。
渡辺昌代氏は、久喜駅周辺のまちづくり推進事業について強調した。地権者や住民の合意を欠いた施策は進めないべきと述べた。他に、現在進行中の基本計画の内容、予算の内訳、住民説明会のスケジュール、および住民からの意見の聴取方法についても質問があった。
さらに、県道12号線とさくら通りの交差点に関して、歩行者が通行できない状態が続いていることに触れ、専用の橋の架設を要望した。渡辺氏は、10年以上続くこの問題の改善がなされていないことに疑問を呈し、早急な対策を求めた。
加えて、県道笠原菖蒲線の危険箇所について、歩道の狭さや通学路の安全確保の必要性を指摘し、これもまた早急な整備が必要であると強調した。
GIGAスクールの推進についても質問があり、タブレット使用状況の格差や家庭での通信状況について確認を求めた。さらに、オンライン授業における問題点も指摘し、今後の課題解決を訴えた。
ワクチン接種に関しては、供給量が少なく、予約が早期に完了してしまった現況を考慮し、公平な接種が必要であると警告した。特に、インターネットが難しい環境の方々への配慮が求められる。
久喜市の公共施設個別施設計画における障がい者施設の民間譲渡について、譲渡の具体的な内容や、今後の市としての関与について疑問を呈した。渡辺氏は、市の福祉の一環として今後の運営状況を注視する必要性を訴えた。
東京理科大の跡地について、売却の理由や住民への説明不足を批判し、市民の合意を得るべきだと指摘した。この行為は市民の期待を裏切るものであるとし、市の無責任さを疑問視した。
最後に、女性の生理用品の無償提供について提案があり、特に社会的格差が拡大する中でその必要性を訴えた。