久喜市の市政に関する重要な質問が行われた。
今回は、特に「さくら通りの保全」や「久喜駅西口再開発」などが議論の中心となった。
まず、渡辺昌代議員は、久喜市の名所である清久のさくら通りについて、管理が不十分であると指摘した。特に桜の老木化が進み、倒木の危険があるとして伐採と植樹の必要性を訴えた。さらに、周辺の雑草の管理や落ち葉の処理についても改善を求めた。「毎年きちんと管理すべき」と述べ、適切な維持管理を市に求めている。
また、花が咲いた後の雑草処理についても、時期をずらして行うことができるか疑問を呈した。特に、マンジュシャゲの花を刈り込む事例があり、今後の見直しを迫った。
次に、北中曽根・上清久地域の側溝の蓋かけについての要望が取り上げられた。久喜市全体での要望数や進捗状況に関心が集まり、具体的な計画と進行具合についても詳しい説明が求められた。渡辺議員は「要望箇所がいつ頃完了するのか」と尋ね、その実行の重要性を強調した。
久喜駅西口のまちづくりについても、新たな協議会が開かれたことが報告された。協議の内容や今後の具体的な進め方についても質問が相次ぎ、地域住民の意見を取り入れた透明性のある開発が期待されている。
さらに、子ども食堂に関する発言があり、行政が支えるべき柱として継続が求められた。特に、活動場所の堅持と運営費の財源確保が重要だとされ、地域のボランティア活動を支援する必要性が強調された。
この他にも、農家救済を求める声が上がった。今年の米の高温障害や肥料の高騰の現状について、農産物の収入減が深刻とし、市独自の支援を求める声が高まっている。
最後に、マイナ保険証のトラブルについても言及があり、市民からの相談件数の把握や対策が必要とされた。急増するトラブルに対し、対応策や現行の保険証の存続を求める姿勢が強調された。これらの問題は、常に市民の安全と安心に直結するものとして、迅速な対処が求められている。