久喜市の医療体制やInfrastructureに関する取り組みが、最新の会議で議論された。
中心となったのは、栗橋地区における医療体制の拡充だ。石田利春議員は、栗橋地区の済生会栗橋病院が加須市に移転したことで、医療体制が脆弱化していると指摘し、早急な対策を求めた。
「栗橋病院が移転後の医療体制が危惧されており、秋谷病院の開院を急ぐ必要がある」と訴える石田議員。
また、秋谷病院の開院に向けた3者協議の進捗と、久喜市の支援要請について質問も行った。石田議員は、病院の開院日程が未定であることから、久喜市としての具体的な支援策を明らかにする必要があると述べた。
このように、栗橋地区の医療体制に対する懸念が広がる中、石田議員は久喜市の医師数や「かかりつけ医」の誘致の重要性についても言及。さらに地域医療の充実に向けた取り組みが求められることを強調した。
次に、公共施設個別施設計画について取り上げられた。新総合複合施設計画が白紙に戻ったことを受け、今後の方針について明確な説明が求められた。石田議員は、「各地区に保健センターを統合する必要性に疑問を呈し、統合中止の見解を求めた」と述べた。
また、急激な物価の上昇が市民生活へ与える影響について、久喜市としても対策が求められている。特に、公共下水道料金や市内循環バスの値上げについては、中止を訴えた。
最後に、大規模水害対策としての避難訓練にも言及し、栗橋地区での訓練が計画されていることに触れた。市の広域避難訓練が実施されれば、地域の安全が保たれると期待感を示した。