久喜市議会において、平間益美議員は台風19号による影響に関して一連の質問を行った。
議員は、特に中落堀川の五領大橋から五領橋にかけての浚渫の必要性を強調した。+
過去の浚渫活動が行われていないことも指摘され、今回の台風によって越水の危険性が増している状況に関心が寄せられた。議員は五領橋付近の状況について、(1)過去5年の葦の除草の実施状況、(2)同期間の浚渫実施状況、(3)市道面から川底までの高さなど詳細な情報を求めた。
さらに、大雨時の冠水状況や対策の有無についても言及し、具体的な議論を促している。+
次に緊急時の市民への情報発信に関しても取り上げられた。平間議員は、台風19号による避難勧告が発信された際の問題点を指摘した。特に、防災無線の音声が風の影響で聞き取りにくかった点が強調され、今後の改善策が求められた。市の問題点整理や各自治体の取り組み状況を調査するよう促し、庁内一体での検討の必要性も述べた。
また、災害で被災した他自治体への支援についても議論された。
平間議員は、久喜市がこれまで支援活動を行ってきたことを認識しつつも、台風15号・19号による被災地への支援の現状に疑問を呈した。議員は、支援活動を行う市の規則の確認や、支援の改善策について具体的な提案を求めた。+
最後に、公民館の施設整備についての要望があった。市内の公民館においても、雨漏りや冷暖房などの問題が懸念されている。議員は青葉公民館の具体的な問題点を挙げ、改善の取り組みが急務であると訴えた。このように、議会では市民への影響が大きい問題が多岐にわたって議論され、改善策の必要性が強調されている。