久喜市の公共施設に関する検討が活発に行われている。
この中で、榎本英明氏(久喜市議会議員)は、公共施設に関する新旧対照表について多様な観点から質問を提起した。特に行政系施設としての菖蒲総合支所への言及があった。旧計画では機能の縮小が謳われていたが、新対照表にはその文言が含まれていないことへの疑問を呈し、機能縮小の有無について市の見解を求めた。
また、学校教育についても言及し、2023年時点での学校数と今後の統合計画について説明。榎本氏は、久喜市の人口増加が見込まれる中で、統合計画を再見直しする考えがあるのかについても質問した。さらに、菖蒲地区における小学校の統合再整備に関する大規模な提案を行い、地域の教育環境の整備が必要だと強調した。
図書館に関して、榎本氏は菖蒲地区が新築計画の対象になっていないことの不公平感を訴え、地域住民の声を代弁する形でその理由の説明を求めた。産業系施設に対しては、菖蒲地区の労働会館の廃止が予定されていることに反対し、地域住民への影響について議論を呼びかけた。