済生会栗橋病院の移転に関する検討が進んでいる中、医療施設の存続が重要な課題として浮上している。
石田利春氏は、栗橋病院の移転が2021年10月に予定されていることを受け、現在地での医療提供の確保に関する取り組みについて質問した。移転の影響で空白期間が生じることが懸念されており、病院の意向と市の姿勢についての確認が求められた。
具体的には、済生会栗橋病院が25床のベッドを残す意向を示しており、これに基づいた医療施設の運営方法や協議の進捗についても言及した。石田氏は、病院が地域医療を持続するための施設を残してほしいという市民の願望を伝えた。
また、南栗橋の液状化対策に関しても質問があり、地盤沈下とその影響についての進捗を確認。モニタリングによる効果判断や、震災時の液状化防止を目指す措置についても改めて評価が求められた。
投票についても関心が示され、投票率の低下が危惧されている現状を踏まえ、投票弱者に対する支援方法や具体的な施策の充実が議論された。移動手段の確保や郵送投票の対象者拡大など、選挙行動を促す施策が重要視されている。
最後に、石田氏は公共交通の利便性向上に向けたデマンドタクシーの継続的サービスや地域新電力会社の設立提案についても言及。地域経済への貢献が期待される施策として、関連する具体的な取り組みが進められる必要があると述べた。