久喜市において市政への重要な質問が提起された。
特に新型コロナウイルス感染症の影響により、避難所の運営が懸念されている。山田 正義市議は、感染症の第7波の収束が未だ見えない中での避難所の管理について質問した。
彼は「避難所施設の確保として、多くの避難所を準備する必要がある」と訴え、市の具体的な取り組みを求めた。加えて、感染症対策に合わせた避難所の備蓄品や健康管理体制についても問い直した。感染の疑いがある利用者への対応策も重要な課題として浮き彫りになった。
引きこもり支援に関しては、現状の支援体制を問う声が上がった。山田氏は「引きこもりの方々に寄り添う支援が求められている」と述べ、市内の実態把握の手法や、過去3年間の相談実績を紹介し、より効果的な支援策の実現を期待する発言をした。
さらに、特定健康診査の実施医療機関拡大を目的とした質問が行われ、栗橋地区の予約状況が問題視された。山田氏は「住民サービスの向上が必要」と強調し、他市との連携の提案を行った。
八甫地区における冠水対策や道路整備についても言及された。道路の損傷が歩行者に与える影響について懸念を示し、迅速な補修計画の策定を求めた。市の整備計画についての具体的な進展を確認したい意向が示された。これらの質問は、市民の安心と安全を守るための不可欠な要素として、重要視されている。これからの市の対応に注目が集まる。