久喜市は現在、第2期スポーツ推進計画の策定に向けた準備を進めている。
川内鴻輝市議は、計画の評価やスケジュールについての詳細を質問した。
第1期のスポーツ推進計画は「生涯スポーツ推進のまち・久喜市」を理念とし、3つの基本目標を掲げたが、その達成率や評価についても重要な問いかけがなされた。
川内氏は、令和4年度から令和8年度を計画期間とする第2期計画の流れを踏まえ、今後の進行予定を確認したいと述べた。また、「健幸・スポーツ都市」宣言との関係性についても触れ、新たな基本理念「いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも」の実現に向けた市の視点を求めた。
特に高齢者や障がい者スポーツの普及策について具体的な方策を問うた。川内氏は、「する」「みる」「ささえる」というスポーツの新たな視点の導入を提案し、アールビーズ社との連携にも言及した。
また、自発的なスポーツ活動を促進するために「指導者バンク」を創設する考えを市に進言した。
さらに、市内の運動施設の整備についても質問がなされた。
次に、本市から輩出されたスポーツ選手の育成強化と支援についても重大な関心が示された。川内氏は、東京五輪での活躍を報告し、こうした選手に「スポーツ親善大使」として協力を依頼する案を提起した。
選手の活躍を称えるための展示やイベント開催についても意見を求めた。久喜市は、「市民ランナーの聖地」というビジョンのもと、スポーツイベントの促進に力を入れる構えを見せている。
最後に、久喜マラソンの開催方針についての詳細な確認がなされた。感染対策や開催スケジュール、参加者への情報提供の必要性についても重要な議論が展開された。川内氏は、緊急事態宣言等の状況変化に伴う対応策についても明確な基準を求めた。