市は外来植物問題と緑化活動を重要課題に分析している。
特定外来生物の駆除が進まない現状に関して、 大谷 和子市議は「ナガミヒナゲシやオオキンケイギクが市内各地で群生している」とし、その把握方法を問うた。
さらに、これらの植物が駆除されない理由を追求し、「市道沿いや公園に見られる現状は何か」と疑問を呈した。
また、外来植物の駆除に関する情報発信の不十分さにも言及し、「市民全体での取り組みが促進される環境作りが必要」と強調した。
次に、大谷氏は緑化活動について、市民による取り組みの推進が不可欠であると述べ、「植物の繁茂が進行しており、手入れが追いついていない現実に対し、どう考えているか」と市の見解を求めた。
さらに、「現在、どのくらいの団体が緑を守る活動をしているか把握しているか」と問い、団体だけでなく個人で頑張っている市民の数も知りたいと発言した。
緑の推進員の活動状況や、顕彰制度の導入に関する検討も重要なテーマとして扱われた。
最後に、休校中の上内小学校の活用についても言及。校舎や校庭が荒れっ放しになる危険性を指摘し、「市民が利用できる状態にするための整備が必要」だと訴えた。
これらの提案は市民の環境意識を高め、地域全体のビジョンと行動に結びつける基盤となると期待されている。