市政に関する質問が行われ、重要なテーマがいくつか取り上げられた。
盛永圭子氏(議員)は、小林交差点改良の進捗状況について質問した。改良の現状と今後の計画について具体的な情報を求めた。また、交差点周辺の歩道整備の重要性を強調し、交通量の多い県道では歩道が一部なく、地域住民が危険にさらされる状況を訴えた。
次に菖蒲南中学校の統廃合について話題に上った。この統廃合に関して、地域の説明会が開催されたことを述べたが、参加者が少なく、地域住民の理解が得られていない現状を指摘した。教育委員会が提案するスクールバスの運行に関しても、地域全体への配慮が必要だとした。
また、生活道路の砂利道舗装についても盛永氏は懸念を抱く。菖蒲地区の砂利道が特に多いとされ、過去10年間の道路改良の進捗状況を質問した。改善が見られないことは、多くの住民に影響を与えている。
さらに、菖蒲地区のバス停の駐輪場についても言及。前回の質問で、屋根設置の可能性について調査すると回答があったが、進展が見られないと指摘し、市の対応を求めた。
市内循環バスの必要性についても強調された。このバスが十分に市内を運行していないことから、その運行計画の見直しを求めた。周囲には多くの市民が不便を感じていると訴えた。
最後に、女性議会の運営について不満を述べた。意見が一方通行になっており、再質問ができる仕組みが必要だと強調した。過去の議会での意見が反映されたことがない点も問題視し、持続可能な議会運営についての考えを伺った。
これらの質疑応答を通じて、市民の声を真摯に受け止めた対応が求められていることが浮き彫りとなった。