久喜市において、市政に関する質問が行われた。
春山千明氏は、4つの主要なテーマについて質問を立てた。まず、防災無線のデジタル化後に聞こえなくなった地域についての確認を求めた。防災無線のデジタル化は市民の安全を守るための重要な取り組みであるが、聞こえづらくなっているとの声が寄せられている。このため、デジタル化の終了時に行う聞こえ方調査の方法や結果の公表時期について説明を求めた。
さらに、著しく聞こえにくくなった場所の対策についても質問した。春山氏は、「防災無線は市内全域に届かなければ意味がない」と述べ、聞こえない地域の新たな設置を提案した。
次に、春山氏は大和バス(清久線)の停留所増設について言及した。久喜駅西口から久喜菖蒲工業団地を結ぶ路線では、停留所の見直しが行われていない空白地区があると指摘。具体的には、「さくら通り」と「赤旗神社入り口」間に停留所を設けるべきとの意見を述べた。
さらに、高柳地区のスケートボードパーク整備についても言及。近隣市町の整備状況を鑑み、久喜市としても整備を進めるよう埼玉県に働きかけるべきと訴えた。
最後に、教室へのエアコン設置について触れた。特に、エアコンなしの教室での学習環境向上を求めるとともに、冬場の暖房対策の重要性も強調した。春山氏は、生徒の健全な学習環境の確保に向け、全ての教室にエアコンを設置する必要があるとの考えを示した。