久喜市議会での猪股和雄氏の質問が注目を集める中、市の公共事業や福祉対策に対する改善要求が提起された。
特に青葉けやき通りの舗装状態に対する懸念が示された。猪股氏は、仮舗装後、本舗装が行われない区間の実態を指摘し、改善策を求めた。これに対し、担当部署の見解が期待される。
また、地域包括支援センターに関する改善案も提示された。高齢者が相談を希望する場であるにもかかわらず、その存在や役割が周知されていない状況に触れ、「愛称を付けることで親しみやすくし、広報を強化すべきである」と述べた。
さらに、信号のない横断歩道への歩行者横断点滅器の導入も議題に上がった。調査によると、実際には一時停止しない車両が多く、設置の必要性があらためて強調された。特に、他地域での成功事例を挙げながら、その導入を検討するよう求めた。
選挙公営に関しても言及され、公費負担の抑制が必要なことが指摘された。市議選における公費負担の実態から、無駄を省くべきとの声が上がる中、限度額や請求方法の見直しが求められた。
さらには、難病患者グループから提出された要望についても報告された。専門相談窓口の設置や難病カフェの位置付け、医療用ウイッグの補助制度の開始が提案された。