久喜市の岡崎克巳市議は、市の人権政策や教育、公共インフラの整備について重要な質問を行った。
岡崎氏は、法務省の取り組みを引用し、性的指向や性自認に関わる差別をなくすことの重要性を強調した。
法務省が「性的指向を理由とする偏見や差別をなくそう」と提唱していることを受けて、久喜市もこの流れに乗り、市がどのように取り組むかが問われた。特に、レインボーフラッグを市の受付に掲示することについての見解も求められた。
更に、プログラミング教育についても言及された。岡崎氏は、2020年度からの小学校でのプログラミング教育導入を受けて、タブレットや大型モニターの整備状況を確認する必要性を訴えた。教育機器の整備計画について、学校間の格差を生まないような戦略が求められているとの指摘があった。
また、雨水貯留池の設置については、久喜駅周辺の道路整備の中で、今後の整備の進捗状況を確認するための問いかけがなされた。特に、台風やゲリラ豪雨時における雨水の貯留機能に関して、県との協議の進捗についての市の考えが求められた。
最後に、市道久喜9252号線の整備についても触れられた。ここは小学校の通学路でもあり、住民の安全対策が急務であることが強調された。岡崎氏は、早急な道路整備が必要であることを訴え、市の対応策を確認することが求められた。