令和4年5月16日、久喜市において、市議会の定例会が開会された。
議長と副議長の選挙が行われ、柿沼繁男議員が議長に選出され、丹野郁夫議員が副議長に選ばれた。その際、柿沼議長は「公平で公正な議会運営」を堅持することを誓った。
市長挨拶では、梅田修一市長が、先の一般選挙で選出された議員たちにお祝いを述べ、久喜市の更なる発展に努める姿勢を強調した。特に、市長は市民が安心して暮らせる環境づくりを目指しており、教育や福祉に力を入れていくと述べた。
質疑応答の中で田村栄子議員が新型コロナワクチン接種の集団接種について質問した。市長は、人数が多くなることを考慮し、7月から8月にかけて集団接種を実施する予定であると回答した。また、平等なアクセスを提供するため、栗橋地域以外にも会場を設定する可能性があるとした。
さらに、議案第1号および第2号に関する質疑が行われた。特に、教育委員会からの大型提示装置の購入に関連する質問が多く寄せられた。議員たちは、物件の互換性や更新方法に対しての懸念を示し、教育の質を維持するために必要な計画的な更新を求めた。