久喜市では、デジタル化の進展に伴い、高齢者への支援を強化する必要性が指摘されている。
長谷川 富士子議員は、スマートフォンの使い方を学べる「スマホ教室」の必要性を訴えた。
この教室は、特にデジタル技術に不慣れな高齢者を対象にして導入されるべきとされている。
議員は、久喜市のスマホ教室の周知が十分でない点を指摘した。
現在、総務省は全国で1800箇所で支援事業を実施しており、久喜市のホームページにも情報が掲載されているが、
地域の高齢者にはもっと積極的に周知する方法がないかと提案した。
公民館を活用した「スマホ教室」の充実も求められている。
現在の教室では一人の講師が対応しているが、参加者が多く、個別対応が不十分な状況がある。
このため、ヘルパーやアシスタントの配置を提案する声も上がっている。
また、長谷川議員は、独自のデジタル支援の提供についても検討するよう求めた。
高齢者がデジタル技術を活用できる環境を整えることが急務である。
次に、洪水災害時のバス避難計画が重要な議題として取り上げられた。
近年の自然災害の頻発を受け、迅速な対応が求められる現状である。
長谷川議員は、避難所へのバス配車のタイミングや希望者数の把握、配車計画の整備について質問を行った。
各避難所では具体的な避難計画が必要であり、特に要援護者の避難に関して、市と自主防災組織との連携が不可欠とされている。
さらに、東大輪踏切付近の市道についても安全対策の必要性が指摘された。
この踏切は多くの通学路を含むため、"学童注意"の路面標示の設置を求める要望が出ている。
自転車での通行に対する注意喚起も必要で、具体的な対策が期待されている。