久喜市の公共交通について、丹野郁夫氏が改善を求めた。
現在、市内循環バスなど三方式が運行されているが、市民の要望は全域運行の実現である。済生会栗橋病院の移転により、このニーズはますます高まる。公共交通会議では、タクシー補助制度案が示され、期待される発展が見込まれるとした。
具体的には、タクシー補助制度について今後の方針を問うたほか、運転免許返納者への割引サービスも提案した。深夜の交通手段がない独居の方々への対策として、深夜運行を行うタクシー事業者への補助が必要と訴えた。
続いて再任用職員についても言及した。合併後の現在、地域に精通した職員の減少が、行政サービスの質に影響を及ぼす可能性がある。故に、再任用職員を総合支所の窓口近くへ配置することを提案した。
次に、鷲宮東中学校の生徒数増加に伴う課題を指摘。教室の不足や、教職員駐車場の確保問題に対する迅速な対応を求めた。特に、交通量が多く危険な通学路についての現状認識も必要であると述べた。
また、URのわし宮団地での冠水対策にも触れた。台風19号の影響で冠水が増加し、住民の生活が脅かされている。雨水貯留施設の設置を提案し、市の方針を問いかけた。
最後にスケートボードパークの設置要望を強調した。スポーツの施設を整えることで市の活性化を目指すべきであろう。