久喜市の成田ルミ子議員が、児童虐待問題の取り組みについて質問を行った。
最近、児童を取り巻く社会状況が変化する中で、児童虐待事件を防止するため、市の取り組みを問うことは重要である。
議員は、令和元年度の児童虐待に関する相談件数を内容別に尋ねた。さらに、児童相談所との連絡件数についても情報を求めた。
また、児童虐待の通告時における安全確認の実施状況についても触れ、安全確認ができなかったケースの有無を確認するよう求めた。
新型コロナウイルス感染症による学校休校や在宅状況が児童虐待に及ぼす影響も重要な問題である。議員は、この点についても市の見解を求めた。
加えて、乳児家庭への全戸訪問や健診の実施状況についても議論され、今後の取り組みをどう進めていくかが問われた。
さらに、児童対策地域協議会の開催状況についても意見が交わされた。これらの情報は市民の安心・安全に直結するため、自治体として早急に対策を講じる必要がある。
児童虐待問題に加え、成田議員は新幹線下の側道の整備についても提言した。
久喜市南から白岡市に至る側道について、路肩の崩れや水たまりの発生が問題視されている。交通量が多いこの道路の整備は、通行の安全を保障する観点からも急務であるとの認識を示した。
特に、市道久喜5235号線はゾーン30に指定されており、早急に状況を把握し、対応を図るべきだと述べた。