久喜市の市政に関する質疑が行われ、特に東町集会所の除却計画と久喜マラソンについての意見が寄せられた。
まず、東町集会所の要望書に関する問い合わせが、宮崎亜希氏によってされる。氏は、複数の区長と共に市長との面会で要望書を提出した経緯を説明した。市の回答内容が十分でないとの指摘や、2021年の地元譲渡の話も持ち出された。区長らからは、市長が地区の集会所の有無を知らなかったことに疑問を抱く声が上がった。
同氏は市長が公共施設の維持に関する発言をした際、その根拠を問うた。市はすべての施設を維持することは困難であると述べたが、地元住民からは新施設建設に対する疑問の声があり、敵の公平性についても指摘があった。
次に、東町集会所の除却計画撤回に関して、反対意見が数多く寄せられていることを述べ、特に高齢者にとって必要な施設であると強調した。久喜市は高齢化が進んでおり、集会所の必要性は増す一方であると指摘した。
久喜マラソンに対しても運営面での改善を求める意見が相次いだ。例えば、大会開始時間の見直しや、交通手段の工夫、案内表示の改善が指摘されている。特に参加者からは大会の混雑状況を緩和するための体制改善を希望する声もあった。
また、マラソンの固定費の合理化についての提案もなされた。費用削減のため、ボランティアの活用や設備の見直しを進めるべきであるとした上で、警備員の配置数についても検討が必要であると指摘した。公金を用いた大会運営が、透明性をもって行われるべきだとの意見もあった。
このように、住民の意見を反映した市政運営の重要性が問われる中、行政は迅速な対応や説明が求められている。今後、これらの議論が市政にどのように生かされるか注目が集まっている。