久喜市議会が令和6年度の重要課題を議論した。
樋口智洋氏が商店街活性化について質問し、経営者の高齢化が進む中で事業継承課題の深刻化を指摘した。さらに、空き店舗対策や久喜駅西口再開発の重要性を強調した。市は新たな支援策を考える必要があると述べた。
次に、市民大学・高齢者大学への入学者数減少を踏まえ、入学促進策について質問を行った。樋口氏は、新設講座の内容や学生ニーズに基づく講義内容の充実を求めた。教育委員会は、各学年の講座数を増やし、充実した内容を提供すると述べる。
羽田空港アクセス線計画についても質問があり、樋口氏はJR東日本への要望内容の説明を求めた。このアクセス線が地域の利便性向上に寄与することが期待されている。久喜駅の始発列車計画や相互直通運転化の要望も議論された。
最後に、市道久喜9325号線の整備状況について触れた。樋口氏は交通量が多い交差点周辺の危険を指摘し、安心して利用できる道路整備が必要だと訴えた。市はこの問題に対し適切な対応が求められ、情報提供が重要である。