久喜市における市政に関する質問が行われた。
大谷和子議員は、都市課題として市内道路の雑草や雑木の管理問題に焦点を当てた。雑草抑制対策やボランティア活動の実績について具体的な施策の進捗を問うと、対策は各自治体の悩みの種であることを強調した。市の協力者を増やす施策が求められる中で、最近の取り組みが注目されている。
次に、庁舎や行政センターの周辺整備についても言及があった。職員による美化活動の内容や、除草作業の実態を透明にする必要があると、議員は提起した。これにより市民の理解促進が図られるだろう。
特定外来生物の啓発活動にも疑問点が浮かび上がる。「オオキンケイギク」に関する広報が不十分であるとの意見があり、特定植物について理解を促進する必要があると述べられた。市のホームページの情報も見直すべきとの指摘があった。
学習用タブレットの破損問題も議論された。市内小中学校での修理中端末が450台を超え、修理費用が7300万円を超えている。大谷議員は、児童生徒と保護者にタブレットの大切な扱いについて、もう一度理解させる施策を提案した。タブレット貸与規程や誓約書の配布が具体的な解決策として取り上げられた。
最後に、ユニバーサルシート付きトイレの設置についても質問があった。公共施設のバリアフリー化を進める観点から、ユニバーサルシートの設置が求められている。設置の拡充に向けた具体的な取り組みを確認し、さらなる整備を求めていく方針が議論された。