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久喜市議会で道の駅構想やカラス対策が議論

久喜市議会で道の駅構想・カラス対策・HPVワクチン接種助成が議論され、市民の要望が反映されることが期待。
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令和5年2月28日、久喜市議会定例会が開かれ、議員たちが市政の重要課題について様々な質問を行った。

道の駅構想に関しては、環境経済部長の中山浩二氏が、基本構想の策定に向けた検討状況を報告した。カントリーエレベーターや選果場などの周辺地域が候補地となっており、具体的な面積や詳細については現段階では未確定であると説明した。道の駅は防災機能や農業振興機能を兼ね備え、地域の憩いの場ともなることを目指している。

本町小学校周辺のカラス対策が議題として取り上げられた。若山課長は、カラスによるふん害や鳴き声による騒音が問題となっているとし、カラスの数を減少させるための電線へのテグス設置等の対策を報告した。しかし、住民の間では、根本的な解決には至っていないとの意見もあり、今後さらなる対策が求められる。

HPVワクチン接種に関しては、健康・子ども未来部長の真坂八重子氏が、男性への接種助成を検討する必要があると強調した。男性のHPVワクチン接種制度については、国全体の流れを見極めている段階であるとし、現段階では定期接種化の議論が続いているとのことだった。具体的な助成案については今後の医療機関と連携を強めながら検討を進める方針を示した。

AEDの利用についても質問があり、市民に対する周知活動の重要性が再認識された。市民部長の小澤敦子氏は、AEDの設置状況や利用状況について説明したが、今後のメンテナンスや取り出し方についての情報提供が必要との意見も上がった。市では、こうした情報を適切に周知する方針を示した。

また、南栗橋地区の再開発については、ブリッジライフプラットフォーム構想の進展が期待されるが、その具体的な運営体制や成果については今後の議論が待たれる。特に地域活性化とスポーツ振興を結びつけた取り組みが重点視されており、久喜市独自の施策としてさらなる推進が期待される。

会議の最後には、議員からは地域のニーズに基づいた施策の拡充が求められた。今後の施策についての期待が寄せられる中、久喜市の更なる発展が願われる。

議会開催日
議会名令和5年2月定例会
議事録
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