久喜市の春山千明氏が自主防災組織について市に具体的な対策を求めた。
氏は、自主防災組織の在り方を再考し、活発な組織活動を促す必要性を強調している。
現在の市内における自主防災組織の組織数や、合併後からの設立数についての情報を求めた。また、過去10年間の活動実績も問い、市はどのように自主防災組織を支援するのか明らかにするよう促した。
さらに、設立や運営に伴う事務作業がハードルになっているとの意見も紹介し、これらの課題を克服すべきであると訴えた。特に、補助金申請の手続きの煩雑さは、組織数の拡大を妨げていると指摘した。
次に、春山氏は東谷橋の安全対策についても言及。
風で剥がれた防草シートが4か月以上そのままになっている状態を問題視し、早急な対応を求めた。また、老朽化した紅白ポールの交換も提案した。
市道久喜8号線には、朝夕に多くの車両が通行するため、横断歩道の設置が必要だと訴えた。この場所は特に自転車や歩行者の通行が危険であるとの理由からだ。
また、久喜菖蒲及び清久工業団地内の駐停車しているトラックについては、通行の妨げとなっており、改善策の検討が求められた。
最後に、給食センター周辺の環境整備についても言及。節の草が繁茂しており、特に衛生面から除草を行う必要があると強調し、その対応を求めた。
春山氏の各提案は、自治体が地域の安全性や環境整備に対する責任を果たすために重要なものと考えられている。今後の行政の対応が注目される。