久喜市議会では、令和3年6月定例会において聖火リレーや教育政策について数件の重要な議題が取り上げられた。
特に聖火リレーについては、7月7日に久喜市で実施される予定である。市では、観覧エリアを神社通り南側に設定し、来場者にはマスク着用など感染症対策を求めている。観客を過剰に集めないため、インターネットでの視聴を推奨する。参加者は、準備が進められているが、観客数の予測は行っていない。
次に、上内小学校の休校についても議論が展開され、今後は鷲宮小学校との統合を進める方針が示された。地域にとっての暗いニュースではあるが、新たに魅力ある学校を生み出すことへの期待の声も上がっている。
久喜マラソンにおいては、オンラインでのマラソン大会が開催され、多くの参加者が集まった。市長はフルマラソンの開催に前向きな意欲を示しており、今後の進展が期待される。
さらに、空き家問題では新たな施策として固定資産税減免や市街化調整区域における除却後の土地利用緩和が講じられることが明らかになった。空き家の実態調査の結果、管理不全空き家が存在することが確認され、今後も市はこの課題に取り組んでいく方針である。
英語教育についても言及があり、久喜市の取り組みが評価され、さらなる英語教育の充実が求められている。特に教員のスキル向上や、生徒と同じ端末を使用することの重要性が指摘された。大切なのは、各教員が自信を持って授業を行い、生徒に良い影響を与える工夫である。
また、パートナーシップ制度に関する意見が交わされており、多くの市民からの支持を得られるよう、制度の円滑な導入と具体的な支援内容の周知が求められている。