市議会では、盛永圭子氏による多くの重要な質問が提起された。
農業者トレーニングセンターの使用中止に関して、盛永氏は施設の取り壊しが令和8年に予定されていると指摘した。
利用者にとって、この施設は地域活動に利便性があったため、取り壊し前に必要な修理が求められた。盛永氏は、合併から12年が経過する中で補修を行わない理由を尋ねた。
さらに、空調の故障が生じていたことを挙げ、修理が行われていなかったことについても質問を強調した。市の施設管理に対して、盛永氏は「利用者を軽視しているのか」との疑問を呈した。
次に菖蒲南中学校の統合問題についても盛永氏は言及した。統合に伴う通学路の整備状況に触れ、一部の道が未整備のままとなっていることに不安を示した。
特に、通学路における防犯灯の未設置について、期日までに整備が完了するか尋ねられた。さらに、通学路の点検を求め、危険箇所の除去を要請した。
小林交差点の改良工事についての進捗状況も問われた。
用地買収の進捗や歩道整備の開始時期、全体工事のタイムスケジュールについて、盛永氏は具体的な情報を求めた。市の対応を待つ住民への説明責任が問われている。
市の取り組みや対応を促すこれらの質問は、地域住民の立場からの切実な声が反映されていると言えるだろう。今後の市の返答が期待される。