市内での新型コロナワクチン接種に関する議論が行われた。この問題に関して、猪股 和雄氏は障害者への適切な接種推進を求める一方、複数の障害者が医師に接種を断られたケースがあったとして、具体的な調査と対応を要請した。
「障がい者福祉課およびワクチン対策課が事実確認を行っているのかが重要」と述べ、接種を希望するにもかかわらず受けられない障害者の相談対応を求めた。氏は、特に医師が施設訪問して接種が実施されている現状を把握する必要性を強調し、全ての施設における調査の実施を呼びかけた。
さらに、個別接種が希望されている障害者のために、医師の紹介と相談体制の強化を提案。障害者当事者や保護者が安心できる環境を整えることが急務であると訴えた。
次に、交通安全施設の適切な補修工事が行われていない点について指摘した。青葉5丁目では、すでに昨年度から補修が必要とされる路面標示が消えかかっているにもかかわらず、予算が付けられていない現状を厳しく批判した。「予算の削減が、交通安全維持管理に影響を与えている」と指摘し、必要な予算措置を行うよう求めた。
「市民の安全を守るためには、年度内に適切な交通安全施設管理事業を行うべきだ」と猪股氏はさらに訴えかけた。特に、青葉5丁目の補修必要箇所の把握とその予算案に関する具体的な見通しの提示を求めた。
また、久喜宮代清掃センターの跡地処理についても言及され、今後のスケジュールや、跡地処理に対する共通認識の必要性について協議を進めるよう述べた。県や町との協力が不可欠であるため、市の正確な情報提供が求められた。
さらに、障害者施設の民間譲渡方針についても疑問を呈し、各団体との協議状況を明らかにするように要求。民間化がもたらす運営状況と維持管理面での懸念に対処するため、市としての明確な方針が必要であるとの考えを示した。
パートナーシップ宣誓制度についても言及し、制度の強化としてファミリーシップ制度と都市間連携の導入を促す声が上がった。これにより市民に利便性がもたらされるのを目指すべきである。
最後に、青葉さくら通りの歩道にかつて存在した距離表示が消失している問題について、市に対応を求める発言があった。さまざまな市民の声に耳を傾けることが求められていることを強調した。