加須市議会の令和5年第3回定例会が9月14日に開催され、様々な市政に関する一般質問が行われた。議員たちは、教員の働き方改革、学校教育改革、公共施設のトイレの見直し、農業問題、最低賃金引上げの影響、ドクターカーの運用、そして市立幼稚園の再編計画など多岐にわたるテーマで議論を交わした。
まず、山本仁美議員は教員の働き方改革について質問を行い、特にスクールサポートスタッフの現状と今後の見通しに触れた。中島高広学校教育部長は、スクールサポートスタッフが5校に配置され、業務負担の軽減に寄与することを強調した。
また、松本幸子議員は公共施設のトイレ洋式化について問題提起し、特にパストラルかぞのトイレの状況を挙げ、利用者からの要望を踏まえた改善を求めた。生涯学習部長は、パストラルかぞでは57.9%の洋式化が進んでいると答えたが、さらなる改善が必要であることを認識しているとした。
さらに、及川和子議員は北川辺学校給食センターの廃止に関する質問を行い、地元農産物の活用と雇用への影響に注目した。中島部長は、特に米や野菜の地元産を使用していく方針であると説明したが、地域住民の雇用への影響は懸念される。
次に、ドクターカーに関する質疑応答も行われた。増田環境安全部長は、ドクターカーの運用に関する覚書の内容を説明し、出動基準を明示しつつ、地域の救命救急体制の向上を目指す姿勢を示した。市長も、この取り組みの重要性と今後の医師確保のための支援について前向きな考えを示した。
各議員は、今後も議会を通じて市の発展に寄与し、市民の声を大切にしながら、更なる改善を求めていく方針を示した。