令和2年6月15日、加須市議会は第2回定例会を開会した。
この会議では、会期決定とともに多くの重要な議案が取り上げられた。
議長の竹内政雄氏から辞職願が提出され、議長辞職の件が議題となった。
この件に関して、議会は異議なく辞職を許可した。
その後、新たに柿沼秀雄議員が議長に選出されたことが発表された。
柿沼議長は就任挨拶において、議会の運営を円滑に行い、市民に寄り添った活動を続けることを表明した。
また、議案として令和2年度加須市一般会計補正予算(第3号)が提出された。
この議案は、新型コロナウイルス感染症対策として、主に生活支援や事業者支援に充てられる内容が盛り込まれている。
大橋良一市長は布石の重要性を強調し、今後の対応を速やかに進める意向を示した。
補正予算の中には、民生委員への支援策が含まれ、市民へのマスク配布や生活支援が図られる予定である。
加須市ではすでに様々な施策が講じられており、財源確保のための取り組みが続けられている。
第66号議案から第72号議案にかけては、条例の一部改正や新たな規範の整備についても審議された。
特に加須市税条例の改正案では、ひとり親に対する税控除が新設されることが期待されている。
議員の発言は活発であり、多くの意見が交わされた。
議会全体の運営についてはいくつかの改善点が指摘され、議会運営委員会の役割が再確認された。
今後はこれらを踏まえた議会体制の強化が求められ、市民の期待に応えるべく議会の機能が強化されていくことになる。
会議の最後には,次回の会議日程が報告され、議事は滞りなく終了した。