令和元年第1回加須市議会臨時会が5月24日に開催された。議会では新たな議会運営体制が整い、いくつかの重要な議案が承認された。
この臨時会では、初めに議長の選挙が行われ、竹内政雄議員が議長に選出された。続いて副議長には小勝裕真議員が選任され、正副議長が新たに議会を運営することとなった。
大橋良一市長は挨拶で、議員の皆様が選挙を経て当選し、市政進展が期待されるとし、市民とともに良いまちづくりに取り組む決意を示した。また、本年は加須市が誕生10周年を迎える年であることを強調している。
臨時会では専決処分に関する議案がいくつか上程され、すべて承認される運びとなった。特に第3号議案では地方税法の改正により、ふるさと納税に関連する規定の見直しが行われ、返礼品の適正化や寄付方法の明確化が図られた点が注目される。
この他にも、加須市監査委員の選任についてや各種議会議員の選挙、常任委員会及び議会運営委員会の委員の選任が行われ、多くの議員が役割を担うこととなった。