令和4年第2回加須市議会定例会が6月14日に開会した。
まず、議長である新井好一氏が議長辞職の報告を行った。新井氏は、在任中の感謝の意を表しつつ、議会さらなる発展を誓った。
その後、栗原肇氏が新議長に選出され、自己紹介を行った。栗原議長は市民に寄り添った市政を進める旨を語った。
柿沼秀雄議員の急逝に伴い、議会は黙祷を捧げた。栗原議員は、柿沼議員の市政への貢献を讃え、遺志を引き継ぐと述べた。
市長の所信表明が続いた。角田守良市長は、「災害に強いまち」、以及び「福祉、教育など多岐にわたる施策」に取り組む意向を示し、特にコロナ禍における市民支援に注力することを強調した。
議案の審議において、まず専決処分の承認が行われた。第46号および第47号議案について、市税条例改正の緊急性が説明された後、議員全員の賛同を得て承認した。
第48号議案の令和4年度一般会計補正予算(第1号)では、物価高騰に伴う生活支援として、非課税世帯への給付金支給が提案され、円滑な実施が求められた。次いで、第49号議案についての補正予算(第2号)では、さらなる支援策がスピーチされた。
条例改正議案に関しても審議が進み、加須市固定資産評価員の選任議案は新しいメンバーの選出を促進する役割を果たした。
議会終了後、議長が次回日程について発表し、議会はその旨を了承した。