令和5年11月28日、伊奈町議会は定例会を開会した。
議会には全議員16名が出席し、会期は11月28日から12月12日までの15日間と決定された。
大島清町長は、行政報告において、国の補正予算案に関連する準備を行う意向を示した。また、忍耐強く議会活動に取り組むよう議員らに呼びかけた。
本会議では、決算認定の討論や採決が行われた。認定第1号から第7号までの議案が全て賛成により可決され、町の財政状況が評価された。特に、一般会計、国民健康保険、公共下水道事業などが認定され、町の健全な財政運営が再確認された。
また、新庁舎建設特別委員会の中間報告も発表され、それに対する質疑が行われた。新庁舎の動向や計画について、町側は透明性を持って進めていることを説明した。これに関連して、建設に係るコストや安全面についても議論が行われ、住民にとっての利便性が強調された。
町長から提出された複数の議案が上程され、第60号から第76号に及ぶ各議案について説明が行われた。例えば、一般会計補正予算第5号では、歳入が約4,640万3,000円増額され、給与改定等が中心議題となった。また、国民健康保険や介護保険特別会計の補正予算案も協議された。
これらの議案は全体として、町にとっての重要な政策であり、今後の実施内容に対しても質疑が行われ、市民への説明責任が強調された。特に、第67号議案や第68号議案については、町長や副町長の給与に関する改正が含まれ、町民の理解を得るための議論が求められた。
11月30日には質疑が行われる予定であり、議会の動向が注目されている。議会は住民の声に耳を傾け、透明性の高い運営が期待されている。