令和2年9月9日、伊奈町議会にて新型コロナウイルスに関連する様々な問題が議題に上がった。
大野興一議員は、新型コロナウイルス感染症により影響を被った町民の生活について質問を行った。
大野議員は、行政機関や保健所などの役割を見直し、町民に対する対策を打ち出す必要があると強調。
D.Vや子供への虐待問題も深刻な課題として取り上げられた。D.V被害の相談件数が増加し、特に緊急事態宣言期間中においては、相談しにくい環境が影響を及ぼしている。
健康福祉部門では、住民の安全を守るための相談体制の充実を図り、町内の子供たちへの見守りを地域全体で推進することを目的とした取り組みが強調された。
小島健司健康福祉統括監は、各種施策の効果的な実施と地域内活動を強化する意向を示した。 \n
教育長は、3か月間の休校により生じた学習の遅れに対処するため、定期的な評価と個別指導の重要性を訴え、保護者の心の負担を軽減する活動が進められていると述べた。
特に学習指導員の配置や創意工夫を通じた指導の充実が重視され、全ての子供が安心して学べる環境が求められている。
株式会社の介護事業所の支援についても触れられ、手厚い支援が求められているが、国の指導方針が施設ごとに違うため、整合性のある援助が必要とされた。また、新しい役場の庁舎建設についても進捗状況が報告され、基本構想に町民の声を取り入れることの重要性が改めて指摘された。