令和元年第2回伊奈町議会臨時会が5月15日に開催された。
この臨時会は、一般選挙後初の議会であり、多くの町民から信任を受けた議員が出席した。議長として、村山正弘議員が選ばれ、副議長には永末厚二議員が選出された。
議事の中で、大島清町長が今年度の新たな取り組みを報告した。特に、町制施行50周年に当たる今年、町内循環バス「いなまる」の運行体制を強化し、利用者の利便性向上を目指すと述べた。さらに、バイクのご当地ナンバープレートを制作し、町のイメージアップを図る計画も示した。
健康福祉面では、埼玉県の健康長寿プロジェクトに基づく新たな取り組みとして、「埼玉県コバトン健康マイレージ事業」を開始し、健康づくり対策を継続する方針を強調した。医療費の面でも、高校生世帯に対するこども医療費支給の所得制限を廃止し、支給を実施するとのこと。
議会では、議長と副議長の選挙に続き、常任委員会や議会運営委員会の委員が選任された。各委員会の委員長には、栗原惠子議員(総務建設産業常任委員)や藤原義春議員(文教民生常任委員)が選ばれ、円滑な議会運営を誓った。
特に注目は、伊奈町税条例及び国民健康保険税条例の改正である。この改正では、新たに低所得者の軽減措置を拡大し、町民の負担軽減に向けた努力がなされている。