伊奈町議会定例会、令和２年度予算案を審議

令和２年第１回伊奈町議会定例会が２月２６日に開会した。 町長の大島清氏は、行政報告を通じて、町の発展のために議員の協力を求めた。 本定例会では、議会の会期を２月から３月１８日までの22日間に設定し、合意を得た。 さらに、各議案についての提案が行われ、町長は多くの議案を発表した。 その中には人権擁護委員候補者の推薦が含まれており、内村ひろえ氏を再推薦したことを受けて満場一致で採決された。 また、固定資産評価審査委員会の委員の選任についても審議され、各委員が再任されることに決定した。 第４号議案として令和元年度一般会計補正予算が提出され、議会はその提案内容を理解し、賛成の意を示した。 教育長から教育関係の施策も報告され、来年度の卒業予定者数や進学状況について言及した。 また、諮問第１号に関する質疑や討論は行われなかったものの、採決はなされ、結果は賛成となった。 さらに、行政報告の際には防災訓練や健康マイレージ事業の取り組みも強調された。 会議は、その後も多くの議案に関して審議が続き、令和２年度の施政および予算編成方針についても発表された。 町民の健康維持や若者への支援、教育環境整備など、今後の施策に対する方針が明らかとなった。 予算特別委員会の設置が決定され、詳細な予算案についての審査が行われる見通しである。 町長は会議の最後に、町制施行50周年を迎えるにあたり、住民の協力や意見交換を重視しつつ、町の未来に向けて邁進する意向を示した。