令和元年12月の伊奈町定例会、開会の挨拶を村山正弘議長が述べ、議会は全出席議員16名で成立した。
議事開始直後、会議録署名議員として、上野克也議員、永末厚二議員、大沢淳議員の3名が指名される。
会期は令和元年11月29日から12月17日までの19日間に決定された。
その後、行政報告にて町長の大島清氏が、町発展に寄与した功労者の表彰を行ったことや、各種事業の進捗状況、施策報告などを行った。
質疑の場では、議員たちが各議案に対して内容や事業の進捗について質問し、具体的な報告が行われた。特に、平成30年度の決算に関する認定については多くの時間が設けられ、前年の財政についての集中的な質疑が行われた。
認定第1号から第6号までの決算は審議され、全ての認定が全員賛成で可決。また、令和元年度の補正予算や議員報酬に関する改正案についても順次審議され、決算特別委員会閉会中付託案件に関しても報告が行われ、必要に応じて質疑が行われた。
特に注目を集めたのは、町内の介護保険特別会計に関連する議題であった。介護保険料の積み立て方針や利用者支援の拡充を求める意見が交わされた。他にも地域福祉、教育施策についての持続可能性や透明性の確保が今後の重要な課題として強調された。
また、町道の認定、廃止に関する議題や新たな条例の制定に関する議論も行われ、新たな施策が町の運営においてどのように実行されていくのかが論じられた。