令和4年12月13日、伊奈町議会の定例会が開催された。
議会は、全出席議員15名のうち、全員が可決に賛成し、様々な議案を一挙に処理した。
特に挙げられたのは、第73号議案から第85号議案までの一括討論と採決である。議案処理においては、補正予算案や条例改正案が含まれ、各議員が積極的に意見を述べた。
大野興一議員(日本共産党)は、第79号議案に対して反対の立場から討論を行い、改正個人情報保護法の国家優先の立場に異議を唱えた。彼は、地方自治体の権限が制約を受けることで市民の基本的人権が脅かされることを懸念していると訴えた。
その後、町長の大島 清氏が挨拶に立ち、自らの見解を述べた。今年の振り返りとしてオリンピックの開催やウクライナ避難民への支援を言及し、今後の物価高騰に対する対応策を強調した。
また、特別委員会から新庁舎整備事業の進捗状況についても報告があり、昨今の物価高騰を背景に計画の見直しが必要であるとの認識が示された。