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伊奈町、コロナワクチン接種率68%達成 交通安全強化も議論

伊奈町議会で新型コロナウイルスのワクチン接種状況と交通安全対策について議論され、接種率68%を達成したことが報告された。
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令和3年9月16日、伊奈町議会では第3回定例会が開催され、新型コロナウイルスに関する状況やワクチン接種の進捗、交通安全対策について議論された。

一般質問では、佐藤弘一議員が新型コロナワクチン接種の現状を問う中で、伊奈町の接種率について報告した。健康福祉統括監の小島健司氏によれば、9月12日時点で12歳以上の接種率は68.0%、2回接種を終えたのは59.8%に達しているとのことだ。年齢別に見ると、65歳以上で89.6%、50代以上でも72.4%の接種率を示した。しかし、20代以下の接種率は少なく、特に10代では53.9%に留まっている。

さらに、佐藤議員は感染者数が減少している中、今後の接種計画についても質問した。小島氏は、国からの指示を踏まえ、3回目接種の考えもあるとし、今後の国の方針を注視する必要性を強調した。また、接種済証明書の再発行に関しては、窓口での申請に応じて行われているとのことだ。

交通安全対策については、特に死亡事故ゼロを目指す伊奈町として、交通標識や白線の状況を把握するためのパトロールに関する取り組みが報告された。佐藤議員は交通標識の消失状況の改善を求める発言をし、統括監の藤村伸一氏は消失した場合の対応について言及した。

また、新型コロナウイルス感染症対応の交付金を活用した商工業活性化事業では、キャッシュレス決済キャンペーンが期間内に予想より早く終了したことも話題になった。商工業振興の一環として、ドラッグストアやコンビニが多く参加し、クーポン制度により売上増加が期待された。この事業について、商工会からの反応や参加店舗数等に対しても質問が寄せられ、今後の事業展開への期待が寄せられている。

これらの議論は、町民の生活を守るための具体的な対策や施策の必要性を浮き彫りにしている。

議会開催日
議会名令和3年9月 定例会(第3回)
議事録
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