令和3年第2回伊奈町議会定例会が開催され、重要な議題が多数議論された。
午前11時に開会した本会議では、議長の村山正弘氏が出席議員の確認を行い、会期が本日から6月15日までの15日間に決定したと報告した。
町長の大島清氏は、令和3年5月に実施された様々な施策の報告を行い、新型コロナウイルスへの対応や、町民の生活を守るための施策に力を入れていると強調した。特に、埼玉県における感染防止対策に関する町の姿勢を説明し、その努力を続けていく意向を示した。
続いて、新庁舎建設特別委員会の委員長である永末厚二議員が報告を行い、新庁舎建設に関する中間報告を行った。基本構想・基本計画について議論された際には、民間活力導入手法や概算総事業費についての詳細な質疑が行われたとのことであり、さらなる具体的な設計は今後の進捗に委ねられると述べた。
また、議会では報告第2号と第3号の上程が行われ、繰越明許費についての説明がなされ、質疑は6月3日に予定される。11の議案が一括上程された中で、特に第36号議案、第37号議案に関しては、税制改正や新型コロナウイルスワクチンの接種体制に関連する重要な案件であり、採決が行われた結果、全て承認された。
特に、第36号議案では、新型コロナウイルス影響に対する固定資産税の措置について説明があり、町民に対するサポートが見込まれているとのことであった。さらに、第41号議案では、トイレ改修工事の請負契約についても承認され、今後の整備に期待が寄せられる。
最後に、幾つかの陳情が上程されたことを受けて、次回日程が報告され、議員たちに参加が呼びかけられた。議会は午前11時33分に散会し、次回の会議は6月3日午前9時に予定されている。