令和4年第2回伊奈町議会定例会が6月16日に開催され、重要な議案がいくつか可決された。
本日の議題には、第34号議案から第38号議案までが一括して討論され、可決された。特に、第34号議案である「令和4年度伊奈町一般会計補正予算(第3号)」の討議が注目を集めた。
この議案に関しては、戸張光枝総務建設産業常任委員長が、自治総合センターからのコミュニティ助成金について質疑を行った。執行部は、消防団育成事業として申請していることを報告した。さらに、コロナウイルス接種費用についても討論が行われ、執行部は支出内訳を説明した。
次に、五味雅美文教民生常任委員長は、子宮頸がんワクチンの接種推進事業について説明を行い、接種対象者に対する公平な接種機会の確保に向けた取り組みが強調された。委員より、ワクチン接種者の増加に関する質疑も行われ、執行部は改善の必要性を認めた。
再度の質疑において、町長が新庁舎建設に関する進捗状況を報告し、資材高騰への対応について説明した。栗原惠子新庁舎建設特別委員長は、基本設計に関する進捗を報告し、議会の意見をいかに反映させるかが今後の課題とした。特に、住民からの意見も反映されることが期待されている。
その後の議論では、ウクライナ避難民への支援政策に関する質問も上がり、執行部は低所得子育て世帯への支援として数々の施策を提案したことが確認された。今後の取り組みとして、課題の多様性についても言及され、議会全体で協力する方針が発表された。
最後に、町長の閉会挨拶では議会活動への感謝が述べられ、今後の課題に迅速に対応する姿勢が示された。議会は午前11時08分に閉会した。