令和3年度本庄市議会第1回定例会が2月25日、開催された。市長の吉田信解氏は、新型コロナウイルス感染症対策や2020年オリンピック・パラリンピックに向けた施策などについて詳しく説明した。
市長は、施政方針の冒頭でコロナ禍の影響を述べ、これまでの対策継続を宣言した。「私たちは、前を向きながら地域の魅力を発信し続けることが重要です」と吉田市長は強調した。
また、議案内容についても触れ、特に新型コロナ関連の予算を確保したことを説明した。具体的には、ワクチン接種体制を整えるための予算を計上し、合計283億1,300万円の予算案を作成したと話した。「市民生活を守るために必要な措置です」と語った。
さらに、吉田市長は経済振興策も確認。「新型コロナウイルス感染症による影響を最小限にする取り組みが急務です」と述べ、地域の活性化に向けた様々な支援について説明した。
議長の広瀬伸一氏は、会期の決定についても言及し、今回の議会は27日間の会期を設定したことを報告した。「全ての議案は今後慎重に議論し、決定していきます」とした。
次回の日程についても触れ、3月1日には議案に対する質疑が行われる予定である。市議会は市民の意見を反映しつつ、議案の審議を進めていく。