令和3年11月25日、本庄市議会第4回定例会が開催され、会期は27日間に決定された。
早野清議会運営委員長は、委員会の結果を報告し、会期が11月25日から12月21日までとなることを説明した。「異議なし」との発言により、会期の決定が確認された。
続いて、議長の広瀬伸一氏は、議会の本日の議事日程を報告した。次に、決算特別委員会の議案が上程され、特別委員長の高橋和美議員より報告を受けた。報告では、令和2年度の決算に関する詳細な質疑が行われた。特に、財政課からは庁用事務機器管理事業の備品購入についての質問があり、具体的には248脚の椅子が交換されることが説明された。
その後、危機管理課及び子育て支援課に関連する質問が続き、特にコロナ禍における家庭児童相談事業の相談件数増加について、関係各機関との連携が強調された。「情報を共有し、慎重に調査を行います」との説明があり、関係者との密接なコミュニケーションの重要性が指摘された。
商工観光課では、キャッシュレス決済事業について経済効果が約6億円に達したと報告され、再度のキャンペーンを期待する声が上がった。これに対し、「ユーザーからの要望に応え、キャンペーンを継続していく方針です」との回答があった。各議案に対する討論では、財政の厳しさや住民負担の軽減が焦点となり、決算報告や予算案への反対意見も見受けられた。「市民の生活が厳しい中、税負担の軽減を求めます」との訴えがあった。
本日の会議においては、市長提出の多数の追加議案が上程され、採決も行われた。市長の吉田信解氏は、総合的な施策を通じて市政の進展を図りたいと発言し、予算に関する重要な議題を提示した。議案ごとに賛成多く可決されていく中で、徹底した審議がされ、特に財政に関連する部分については十分な議論がなされた。
次回の定例会は11月29日午前10時から再開される予定である。本日は午後零時46分に散会した。