令和6年3月25日、令和6年本庄市議会第1回定例会が開催され、重要な議題が取り上げられた。
特に、17号バイパス及び幹線道路整備対策特別委員会の報告が注目を集めた。委員長の林富司議員は、国道254号本庄藤岡間バイパスの整備について報告を行い、調査研究の必要性を強調した。視察活動では、三郷流山橋有料道路が関連事例として紹介され、課題の解決に向けた調査が重要であるとの意見が一致した。
交通政策及び観光政策特別委員会においては、副委員長の清水静子議員がサイクルトレインの現状調査と、上毛電気鉄道への視察結果を報告した。サイクルトレインの運行状況や道の駅での観光案内の取り組みが評価され、さらなる調査研究が求められている。
多くの議案が上程され、討論、採決のプロセスが行われた。市長提出の様々な案件が審議され、特に水道事業会計予算については多くの意見が出た。柿沼綾子議員は水道料金の引き上げに反対し、公共性の重要性を訴えた。議会では、料金徴収や不公平感の解消が議論され、市民の生活を守る視点が強調された。
新年度に向けた議案の可決により、さらなる市政の推進が期待されている。市長は本会議において、議会の協力に感謝し、安心・安定の市政運営を継続する意向を示した。また、議会のメンバーから出された貴重な意見への対応も約束した。