令和3年第2回本庄市議会では、様々な市政一般に関する質問が行われ、特に女堀川の整備状況やゼロカーボンシティ宣言について議論が深まった。この会議では、冨田 雅寿議員が女堀川の河川改修や災害対策について質問した。先の台風19号では、洪水による被害が発生したことから、緊急的措置が行われたという。具体的には、堤防のかさ上げ工事が実施され、流量の上限が増強されたことが報告された。改修計画も進行中で、重点整備区間が設定され、土木事業が次々と実施されていることが示された。
次に、ゼロカーボンシティ宣言が市の持続可能な発展に向けた重要な施策として位置づけられていることも確認された。電気自動車の活用を促進し、SDGs達成のための協力体制を強化するために、地元企業との参加が呼びかけられている。また、市民ができる具体的な行動として、環境に配慮したライフスタイルを提案し、再生可能エネルギーを利用した生活の推進が図られている。
さらに、特別支援教育に関する議論も盛り上がり、就学支援アドバイザーの人員増強や、特別支援学級の教員同士の連携の強化が求められた。特別支援教育コーディネーターを通じた情報共有や支援体制の充実が議題に上がり、個々の生徒のニーズに応じた対応が必要であるとの意見が出された。また、塙保己一文学賞の創設が提案され、市の文化振興や地域への愛着を育む取り組みとして期待されている。