令和3年6月23日、本庄市議会は第2回定例会を開催し、様々な議案に関する審議を行った。
最初に、17号バイパスと幹線道路整備対策に関する特別委員会の林 富司議員による報告が行われた。委員会では現地視察を実施し、工事の進捗状況に関する説明を受けた。林議員は、「17号本庄道路の進捗は着実である」と強調し、次回も継続審査を行うことを決定した。
続いて、交通政策及び観光政策特別委員会の早野 清議員が報告を行った。報告内容では、地元の駅を持つ本庄市ならではの要望活動が紹介された。この要望活動には、本庄駅や本庄早稲田駅が含まれ、より良い交通環境を市民に提供する内容であった。早野議員は「実施に向けて今後も調査が必要である」と述べ、全会一致での継続審査が決定した。
その後、各常任委員長の報告として、総務委員長 高橋 和美議員が第35号及び第36号議案について紹介した。この中で、「手数料の改正により、大幅に手数料が下がることを期待している」との発言があった。
市長が提出した第43号議案、すなわち令和3年度本庄市一般会計補正予算に対する討論が続く中、議員の入田議員が高く評価。特に、多様な働き方環境整備のための補助金など、市民生活を支援する内容が含まれたことに賛同を示した。しかし、討論の中では反対意見も表明された。これは、条例案の必要性についての十分な明確化が欠けているとするものだった。
さらに、議第3号議案、本庄市市民協働のまちづくり条例についての質疑も行われた。田中 輝好議員は、「この条例の必要性の説明が不足している」と指摘した。一方で、賛成意見もあり、市民との協働の大切さを訴える声も聞かれた。最終的に、この条例案は多数の賛成を得て可決された。
今回の議会は市政進展に向けた重要な一歩であり、さらなる市民生活向上に資するための取り組みが進められる。皆様への影響を踏まえ、今後の動向に注目が必要だ。